- 争点:
- 過失割合
弁護士法人ALGに依頼した結果 | ||||
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過失割合 | 10対0 | → | 5対5 | 有利になるよう修正 |
交通事故事件の概要
ご依頼者様が、車幅の狭い直線道路を直進していたところ、相手方車両が対面方向から同道路を進行してきて、離合の際にご依頼者様のバイクの右側と相手方車両の左側が接触した事案です。
ご依頼者様は、事故から5ヶ月後相談に来られ、相手側が主張する過失割合に対する交渉を希望しておられました。
広島法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動及び解決結果
本件交通事故は、細い直線道路上でお互いが回避行動をせず、離合の際、車両同士の接触が生じた事案です。この上で、弁護士が代理人に就く以前から過失割合の交渉がされていましたが、特に相手方本人が当該道路に先に侵入していた相手方に過失はないとして、過失割合について、0(相手方):100(ご依頼者様)を主張して譲らない状況でした。このため、過失割合についての交渉が相当難航することが予測されました。
相手方保険会社と示談交渉をするに当たって、弁護士は、仮に相手方が先に当該道路に侵入していたとしても離合の際、徐行等、離合相手の車両との衝突を避けるように回避する義務はあること、ドライブレコーダーを確認しても離合の際双方が回避行動をとったことは確認できないことを主張し、相手方の主張に理由がないことを主張しました。
その後、相手方保険会社から、45(相手方):55(ご依頼者様)とするとの譲歩がありましたが、本件では双方が回避行動をとっていない以上、ご依頼者様の過失が大きくなるのは許容できないとして粘り強く交渉を行った結果、過失割合について50(ご依頼者様):50(相手方)とすることができました。
相手方本人が過失割合についてかなりこだわりをもっていた事案でしたが、それでも相手方の主張は理由がないこと、及び今後裁判になった場合の見通しを踏まえ交渉による示談のメリットが相手方にもあることを強く保険会社に主張した結果、ご依頼者様の希望する過失割合の修正を相手方保険会社から引き出せました。